2007年06月14日

わたしたちの教科書(第10話)

「いじめは無かったという方針を、変えないで下さい。
 生徒達を守りたいだけなんです。」

・・・?
いじめを認めないことが、
果たして生徒達を守ることになるのでしょうか・・・?
副校長の発言には、疑問符だらけです。。

何が、彼女をそうさせるのか・・・。


一方、兼良陸(冨浦智嗣)は、母親の要求により証言台に立ちます。
けれど、彼が明日香をいじめていたのではなく、
明日香が彼に嫌がらせをしていたと。
ほんと、どんだけ〜!?、という感じです。
思ったとおり、手ごわいですねー、この子。

「いじめをするのは、最低の人間だと思います。」

こんなことまであっさりと言い出す始末。。
けれど・・・
証言台に立った後、トイレで嘔吐していた彼。
あぁ・・・、病んでるなぁ・・・。


彼の父親は、警視庁の人でした。
でも、これは彼の父親と、見てみないフリをする母親に対する、
復讐なのかもしれませんね。
尊敬していた父親の裏切り行為・・・。
それがよほどショックで、その反動だったのかもしれません。



そして・・・
兼良の父、事情聴取、キターー!!、と思ったら。。。
父親を告発したのは、彼自身!?
更に、クラスメートの次のイジメのターゲットは、兼良に・・・。
まさしく、怒涛の展開ですね・・・。


これからは、兼良も、珠子も、同じ荷物を背負って、
明日香の生きるはずだった道を、歩き続ける・・・。
重い、重い、道のりですね。


ポーがいじめられていたことを知り、
愕然とする加地先生。
そして、一度は、1学期限りで教師を辞めようと決意。
しかし・・・。
このままでいいわけがないと、生徒達に呼びかける、加地。

何も言わずに転向していくポーに対し、
手紙を書こうという提案に対し、
答えてくれた生徒達が何人かいました。
まだ、捨てたもんじゃないですねぇ・・・もうやだ〜(悲しい顔)
嫌な思い出ばかりだったポー様も、
最後の最後で、少しは救われたでしょうか?



このドラマも終盤に差し掛かり、
ようやく話がどんどん進みだしましたね。
加地先生も、これから生まれ変わっていくのでしょうか?
元のような、真面目で素直な彼に戻ってくれることは
本当にうれしいです。。



そしてそして、
朋美と、副校長の息子との、繋がりも見えてきた・・・のかな!?
やっと来ましたねぇ・・・朋美。。(随分ひっぱったなぁ。。。)
副校長の息子は、死傷事件を起こしていたとのこと。
「悪いいじめっ子は、僕が処刑する・・・」
次週は、この辺が焦点になりそうですね。


(9話目の感想は⇒ コチラ
posted by 霞 at 23:46| Comment(6) | TrackBack(22) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんわ〜。わたしたちの教科書、ますます見逃せない展開になってきてますね。
私も雨木の発言にはハテナ??って感じです!
子供は辛い時、気づいてほしいと思ってると思うんですよねぇ。。
それにしても、朋美と雨木息子。なんかあるという様な映り方でしたけど私には想像もつかず。。
そして一体あと何話なのでしょう?このドラマ。
おじゃましました!
Posted by 蜂杏 at 2007年06月15日 21:18
>蜂杏さん

 ドラマの序盤はなかなか進まないなぁー、という感じでしたが、
 ここへ来て、怒涛の展開ですね!

 いじめられている子供がいるのに、
 いじめを隠すことが子供のためになるなんて・・・
 とても思えませんよね(怒)
 来週が最終回ではないようですし、
 おそらく残り2回で全12話となりそうですね〜。
 ますます見逃せません!! 
Posted by at 2007年06月16日 19:54
おじゃまします。
最後の息子の一言が副校長の行動に多大な影響を受けていたものと思われます。

学校にいじめがある→いじめを異常に憎む息子がいじめた子供を「処刑」する。

これを避けるために副校長はひたすらいじめがなかったものにしようと動いていたんだと思います。
Posted by たま at 2007年06月19日 12:16
>たまさん

 コメントありがとうございます!!
 副校長の息子、、、かなり謎だらけですよねぇ。。
 ずーっと服役していたんですよねぇ?
 正義感の強さが、裏返ってこんなことに!!??
 副校長としては、爆弾を抱えているような気分なのかもしれませんね。。
 次週は、副校長の異常なまでの
 『いじめの否定』の理由がわかりそうですねー。
 コワイですが、楽しみでもあります。。
Posted by at 2007年06月19日 20:45
このドラマでひとつ気になってることがあります。

回をまたいで見ていると役者の皆さんのひとつひとつのエピソード、場面に対する演技や表情のニュアンスにに一貫性がないんです。

ずっと気になっていて番組HPを見てなるほど!って思いました。

このドラマ、出演者にはその回の台本しか渡さず、先の展開をまったく教えずに収録してるんですね。

その場面場面で役者さんが感じたことをストレートに芝居に反映させるという目的はおもしろいと思います。

ただこのやり方の難点は、あるキャラクターがある事件に遭遇する。そのときの芝居はその役者さんがある程度解釈して芝居するんだけど、その先この事件についてそのキャラクターがどう行動するか教えられてないために、次の収録回の芝居とずれが生じてしまうんです。

つまりエピソードに対する解釈が脚本家が考えてるキャラクターの思考と、芝居をしてる役者さんの思考にずれが出てしまう。

これが難点だと思います。
Posted by たま at 2007年06月20日 12:36
>たまさん

 たまさんのコメントを読んで、
 私も公式HPに行ってきました。
 佐藤二朗さんのインタビュー記事ですね。。
 その回の台本しか渡さないとは・・・
 初めて知りました。
 そう言えば、風吹ジュンさんも、
 先の事は全くわからないようなことを
 雑誌のインタビューでおっしゃってましたね。。

 すごく先のストーリーを教えないのは
 よくあることかもしれませんが、
 次の回のも渡していないとは・・・
 最初の方なんて、自分が演じるキャラクターを掴むのが
 すごく難しかったでしょうね〜。。
 そのキャラがどんなものを抱えているのかとか、
 知らないと、演技を作りようが無い気も・・・。
 たまさんのおっしゃる通り、
 若干違和感を感じる部分があったのは、
 そのせいだったのですね。。
Posted by at 2007年06月20日 21:47
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